
6本の柱を、どこに置くか
大屋根の下に最小限の室内を置き、必要になったときに住み手が増築していける住宅の計画。初期費用を抑えるために室内を小さくし、広いピロティを6本の柱で支えている。6本の柱をどこに置くか。「なんとなく均等に」でも「経験則で」でもなく、構造が自然に落ち着く場所がある、という前提から始めた。格子状の候補点の上で柱を1本ずつ動かしては屋根全体の変形を計算し、小さくなれば採り、大きくなっても一定の確率で採る(Simulated Annealing)。いくつもの異なる初期配置から出発した計算は、すべて同じ配置に収束した。無理なくバランスが取れる姿が美しい。屋根はLVLの梁による木造とし、セルフビルドも視野に入れた構成とした。敷地に届く日射も、光線を追って確かめている。
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DATA
| 所在地 | 宮城県大崎市 |
|---|---|
| 用途 | 住宅 |
| 年 | 2016年 |
| 構造設計 | 株式会社ロウファットストラクチュア |
| 掲載 | 2014年「PLOT」GA Gallery/2016年「GA Houses project 2016」GA Gallery |