
大屋根の下の活動そのものを、学校のシンボルにできるか
中高一貫校の体育館建替計画のコンペ案。建物の造形ではなく、大屋根の下で行われる生徒の活動そのものがシンボルとなる体育館を提案した。アリーナと練習棟を分けた単純な断面構成とし、両者をつなぐひさしの下にダグアウトと階段観覧席を設けて、既存校舎から連なる複数の広場をつなぐ動線をつくる。ボールが壁に当たる高さの分布を調べ、アリーナ床を90cm下げた約1mの立ち上がりで練習中の飛び出しを抑えながら、周囲への視線の抜けを保った。日射の分布を解析してひさしの形状を最適化し、クールチューブと床吹出しによる居住域空調、全熱交換器と外気冷房を組み合わせて負荷を抑えている。屋根はフラットなトラス構造とし、地組したトラスを建て逃げ方式で架け渡すことで、狭い敷地でも工期とコストを抑える計画とした。
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DATA
| 所在地 | 埼玉県 |
|---|---|
| 用途 | 体育館 |
| 年 | 2024年 |
| 共同設計 | MoY architects/山本基揮建築設計 |
| 構造設計 | 合同会社Graph Studio(福島佳浩) |
| 設備設計 | 有限会社コモド設備計画 |